2001年5月29日
 祝日三連休の倍増実現へ全党一致の法案再提出へ
 今通常国会での成立確実に、実施は平成15年か

 祝日三連休を現行の年2回から年4回に倍増する祝日法改正案が、公明党・保守党・21世紀クラブの3党および民主党から提出されているが、両法案を一旦取り下げ、全党一致の法案として今通常国会に再度提出する方向で調整が進んでいることが、28日わかった。これは、自民党内の調整が進み与党内の足並みが揃ったこと、また、民主党に加えて自由党、日本共産党など野党の賛同も得られつつあること、さらに、敬老の日の月曜日指定化に難色を示していた老人クラブ等との調整も進んでいることなどを背景に、明日から開催される与野党国会対策委員長会議に諮られる方針が決まったもの。同会議で承認が得られれば、祝日法改正案は全党一致の委員長提案として6月初旬には国会に再度上程され、今通常国会中の法案成立が確実となる見通しだ。ただし、既に来年(平成14年)のカレンダーを印刷済みと言われるカレンダー業界等への配慮から、「平成15年からの実施も視野に入れながら、協議を進めていく」(二階俊博・保守党国会対策委員長)方針で、当初計画されていた平成14年1月からの実施は先送りされる公算が高い模様だ。


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