2001年5月30日
 家族旅行拡大には伝統的フルサービス見直しも
 観光部、国内宿泊商品の低廉化・多様化など必要

 家族旅行による国内宿泊需要を活性化させるためには、伝統的な旅館型フル・サービスの見直しによって価格低廉化・サービス多様化を図ることも一方策であり、情報提供拡充のためにもITの積極的活用が必要――。国土交通省観光部旅行振興課は29日
、宿泊施設109カ所および大手旅行会社5社を対象に実施した、「家族旅行振興のための国内宿泊商品実態調査」の報告書をまとめた。既報の通り、同省では同調査と併せて一般消費者からのヒアリングを実施しており、6月初旬には両調査結果をとりまとめたリーフレットを発行、全国3000カ所の宿泊施設に配布する計画で、長期停滞が続く国内旅行需要の活性化へ、啓蒙普及活動を強化する考えだ。 


30日、その他の主なニュース
◎ナビ端末とサイトによる修旅向け新サービス導入
 近ツー、GPSナビ端末で自主体験学習をサポート
◎JTB4月実績 海外旅行15カ月ぶりマイナス
 団体好調もルック不振、FITも業務移管で減
◎日本旅行4月実績 海外旅行が10%増と好調
 マッハ減もベスト12%増、個人も5割増に
◎観光産業の意義浸透へ広報・宣伝予算の計上を
 レ・サ連合、国交省などに政策制度等を要求
◎7月25日に新産別を結成、5万人組織が誕生
 レ・サ連合とホテル労協が「サービス連合」に
◎JAA12年度決算、当期益5.8億円に黒字転換
◎SKY、予約センターを有人で24時間化
◎成田空港2500mの滑走路整備不可欠−4者協議会開催
◎SAS、冬季プロモーション・セミナー開催
◎VIR、新アッパークラス就航記念でプレゼント
◎エジプト観光局のマスコット「ファラオ君」採用
◎マリオット・リワード、会員数が1500万人に
◎近ツー、役員担務変更と人事異動(6月20日付)
◎為替市況(29日)

back to 旅行通信 INDEX


(c)航空新聞社 2001

当ページのニュースは、日刊民間航空・旅行E-MAILニュース「日刊旅行通信」
から一部を抜粋し、掲載しています。
ニュースの続きは、「日刊旅行通信」でお読みいただけます。

お申し込み・お問い合わせ mail@jwing.com
「日刊旅行通信」
(毎週月曜〜金曜発行、祝日休刊)
購読料(消費税込み):半年間33,600円 一年間63,000円