JATANAVI収入苦戦で一般会計から1億円強繰入 来年4月からの標準装備化検討も赤字解消課題か 日本旅行業協会(JATA)の2001年度通常総会が13日、都内の東京全日空ホテルで開催され、2000年度事業報告・収支決算並びに2001年度事業計画案・収支予算案が認された。既報の通り、2001年度事業計画では、旅行業界が直面する環境変化に対応すべく、IT化推進、インバウンドツーリズムの拡大、環境対策において明確な新規事業軸を打ち出したが、とくにIT化については「業界の対応が遅れている」(石山醇理事・事務局長)との認識を明確にし、?会員会社のIT利用能力の向上へ向けた啓蒙活動?会員の情報インフラ・インターネット環境整備促進、?新広報体制の確立と情報デジタル化の推進、?業界トータルのメリット追求のための研究活動――を柱に取り組みを進め、旅行情報センター(JATANAVI)を早ければ来年4月より標準装備化することも検討していく姿勢が示された。 |
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