2001年4月6日

「国内線ドットコム」の営業開始遅れる
 国際線共同ウェブも開設の目途立たず


 日航、全日空、日本エアシステムの国内航空3社で11月末に設立した国内線の共同ウェブ会社、「国内線ドットコム」の営業開始が遅れている。会社設立も10月から11月末にずれ込んだが、営業開始も当初予定の4月1日は既に過ぎ、繁忙期のゴールデンウィークも間に合わず、初夏の6月以降になる模様だ。営業開始が遅れている理由は「3社間の調整と技術的な問題によるもの」とされており、とくに、ウェブサイトの運用方法をめぐって3社間の考え方が一本化されておらず、難航しているようだ。また、3社の予約システムの違いを技術的にどのように解決していくかも検討課題とされている。
 「国内線ドットコム」は設立時に3社が各1億円を均等出資して資本金3億円で設立され、営業開始時には4億5千万円に増資される計画。また、2001年度の取扱航空券の売上高を100億円、5年以内に3社国内線航空券売上の5%程度のシェア確保を目標としており、営業開始の遅れは「国内線ドットコム」の事業計画に影響を及ぼしそうだ。


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(c)航空新聞社 2001

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