「国内線ドットコム」の営業開始遅れる 国際線共同ウェブも開設の目途立たず 日航、全日空、日本エアシステムの国内航空3社で11月末に設立した国内線の共同ウェブ会社、「国内線ドットコム」の営業開始が遅れている。会社設立も10月から11月末にずれ込んだが、営業開始も当初予定の4月1日は既に過ぎ、繁忙期のゴールデンウィークも間に合わず、初夏の6月以降になる模様だ。営業開始が遅れている理由は「3社間の調整と技術的な問題によるもの」とされており、とくに、ウェブサイトの運用方法をめぐって3社間の考え方が一本化されておらず、難航しているようだ。また、3社の予約システムの違いを技術的にどのように解決していくかも検討課題とされている。 「国内線ドットコム」は設立時に3社が各1億円を均等出資して資本金3億円で設立され、営業開始時には4億5千万円に増資される計画。また、2001年度の取扱航空券の売上高を100億円、5年以内に3社国内線航空券売上の5%程度のシェア確保を目標としており、営業開始の遅れは「国内線ドットコム」の事業計画に影響を及ぼしそうだ。 |
6日、その他の主なニュース
|
◎新機軸の主催商品「NTS YOURS」を商品化 NTS、自由度高い完全FIT型のエア&ホテル ◎春闘、東武トラベルが現行賃金制度の維持で合意 ◎マレーシア航空、旅行業界向けホームページ開設 キャンペーンなどを紹介、団体見積りも可能に ◎エアカナダ「アエロプラン」に新パートナー ロイヤリティ・プログラム両替サービスに加盟 ◎香港ドラゴン航空、香港―関西貨物便就航 ◎SKY2月搭乗率は運賃競争などで51.2%に 3月以降好転、福岡発早朝便も初便満席に ◎シンガポール、2月日本人訪問者数が1.5%増に ◎シアトル・トラベル・セミナーでエキスパート養成 ◎韓国観光公社、仁川国際空港に免税店開設 ◎NZ観光局、エコツアー・ハンドブック作成 ◎トロント国際空港6月1日より空港施設使用料導入 ◎JATA2001、初のインバウンド事業の概要決定 Japanエリア設置やバイヤー・マスコミ招請など ◎バケーションワールド設立、ホーランド代理店に ◎戦艦ミズーリでキャラハン海軍大佐の特別式典 ◎ザ・ウィンザーホテル洞爺 高級ホテルネットワークへの加盟認可 ◎マリオット、ロンドンに5軒目のホテルをオープン ◎為替市況(5日) |