保守・公明・21世紀クラブが祝日法改正案提出 祝日三連休倍増へ、来年1月1日施行を目指す 保守党、公明党、21世紀クラブは4月6日、祝日三連休を現行の年2回から4回に倍増することを骨子とした祝日法改正案を、今通常国会に提出した。これは、「国民の祝日に関する法律」を一部改正し、海の日を現行の7月20日から「7月の第3月曜日」に、敬老の日を9月15日から「9月の第3月曜日」にそれぞれ改めるもので、同法案では施行日を平成14年(2002年)1月1日からとしている。同法案提出の理由として3党では、「ゆとりのある国民生活の実現に資するため」には、両祝日を月曜日に指定化する「必要がある」と明言している。議案の提出者は、太田昭宏氏、久保哲司氏、河合正智氏、井上喜一氏、二階俊博氏、森田健作氏の6議員で、このほかに賛成者として22名の議員が名を連ねた。 既報の通り、保守党では去る3月18日に開催した党大会で、「祝日三連休の倍増に関する決議」を採択、「今国会において議員立法での早期成立を期す」ことを決議し、与党3党内での調整を進めてきた。今回、公明党ならびに21世紀クラブの理解を得て、3者による議案提出に至ったが、自民党については大勢の合意は得られたものの、一部議員が難色を示したことで見送られた模様だ。ただし、議員立法実現に向けた調整が各方面で行われており、業界関係者からは「観光業界全体で、(祝日三連休倍増の必要性を)社会にアピールしていく努力が必要なのではないか」との声も挙がっている。 |
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