家族旅行の受入状況等を宿泊業者にヒアリング 観光部、消費者の声も調査で近く報告書配布 国内旅行需要の拡大に向け、官民一体となった「リアル・ジャパン・キャンペーン」が展開されているが、国土交通省観光部はこの一環として、宿泊施設約110カ所を対象に家族旅行の受入状況等をヒアリングしたほか、一般消費者を対象としたグループ・ディスカッションを実施した。同省では今月中にも調査報告書をリーフレットとして発行し、全国約3100カ所の宿泊施設に配布する予定で、「今後の取組の参考になれば」(同省)と話している。 宿泊施設約110カ所に実施したヒアリングでは、国内旅行の柱となる家族旅行への対応を中心に調査しており、家族客の取り込みを積極的に行っているか、家族客を受け入れる際の取組状況、取込に努力する中でネックとなっている点、価格の低廉化・多様化に当たってネックとなっている点などを聞いている。また、旅行会社と宿泊業者との協力関係を聞いたほか、大手旅行会社を対象としたヒアリングも併せて行った。同省では、「支払った金額だけのサービスが受けられるのかどうか、分からないところがネックになっている面があるのではないか」と指摘しており、価格とサービスの“相場観”を業界が自主的に示していくような取組も必要との見解を示した。 |
13日、その他の主なニュース
|
◎JNTO、2000年訪日外客数7.2%増の475万7000人 ◎関空―タシケント就航で中央アジアがより近く ウズベキスタン航空、B757で年間片道52便運航 ◎新福岡空港建設促進期成会が発足、近く基本構想まとめ ◎モンゴル航空の成田暫定滑走路使用が決定 ◎公取委がIT・公益事業タスクフォース設置、航空も ◎フェアリンク、清田取締役が社長に正式就任 ◎東急、夢の旅コンテストの最優秀賞作品を商品化 ◎アラスカ、オーロラ効果で日本人旅行客大幅増 ◎「旅の窓口」USJ等テーマパーク入場券+宿泊提供 ◎2月DOTレポート、米国内線の定時発着率は73.5% ◎USH、ニケロディオンとアニマル・プラネットが登場 ◎NAA13年度、平行滑走路等の整備費が230億円 ◎マリオット、ブラジルのリゾート地に2軒開業 ◎為替市況(12日) |