２００１年４月18日

米航空大手５社の共同サイト「Orbitz」開設認可 　米運輸省、ただし事実上現状での立上げ不可能か 　米航空大手５社が６月の開設を予定していた共同ウェブサイト「Orbitz」について、米運輸省（DOT）が13日、同サイトの開設自体には関与しないとしながらも、戦略の見直しを要求したことがこのほどわかった。DOTは「Orbitz」開設により、航空券販売を含む航空業界の競争力低下を懸念しており、２月から調査を進めていた。その結果、報告書では同サイトの開設を中止させる明確な証拠がないと決定。しかしながら、DOTは６月の開設・運営後に、実際の運営が航空券販売の競争力低下に結びついていないかどうかの再調査を実施すると「Orbitz」に対し通告している。またDOTはサービス開始日より６ヶ月間、実施状況の報告と計画・手続きの変更があった場合の報告を「Orbitz」に義務づけた。仮に「Orbitz」が独占禁止法に違反していると判断された場合、DOTは適切な処置をとるという姿勢を明確にしている。

18日、その他の主なニュース

◎IATA Japan、ＳＴＤＯとして10社20店舗を認可 　公認代理店数821店舗と１月から約20店舗増加 ◎ユナイテッドバケーション感謝の夕べ開催 　上期商品を発表、今後はオンライン予約も検討 ◎国交省、Ｗ杯へ『国際輸送問題等対策室』設置 ◎国交省次官、堂本氏の羽田国際化理解を歓迎 ◎日本・パプアニューギニア航空協議が開催 ◎豪ビクトリア州、業界向けセミナー開催 ◎スターウッド、ワールドトラベルアワードで受賞 ◎ＡＮＺ、ベスト・パシフィック・エアライン賞受賞 ◎エジプト、マルサ・アラム国際空港が10月に開港 ◎全日本中国料理コンクール決勝を香港で開催 ◎訃報　元日本エアシステム社長の眞島氏が逝去 ◎為替市況（17日）

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(c)航空新聞社　２００１

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