現代商船ジャパンのクルーズチームが30日付解散 金剛山クルーズ取扱い旅行会社が12社に拡大も 北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)の景勝地・金剛山への日本人および在日韓国・朝鮮人向けの観光が、昨年10月20日より開始されたことに伴い、現代商船は現代商船ジャパン内にクルーズチームを設置していたが、4月30日付でクルーズチームを解散することを決定した。これは、現代商船ソウル本社の社命により急遽決定したもので、理由は明らかになっていないものの、乗船客数の伸び悩みや観光開発独占権料等の資金負担による本社の損益拡大が背景にあるものと思われる。これまで、旅行会社が金剛山クルーズを商品化する際の仕入予約は、このクルーズチームを通じて行っていたが、今後はランドオペレーターを通じて行うように現時点では案内されている。ただし、現代グループ・現代峨山の鄭夢憲会長が24日より北朝鮮を訪問し、今後の事業展開等を巡る話し合いを進めているほか、現代商船ジャパンでも近く担当者をソウル本社に派遣し、今後の日本市場への対応等を検討する予定で、連休明けには何らかの方向性が示されるものと見られる。 |
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