ANA、フレックストラベラー制度を6月導入 予約の席数超過時に便変更すれば協力金1万円 全日空は、予約済みの旅客数が座席数を上回った場合、便の変更などに協力すれば1万円の「協力金」と代替交通手段を提供する「フレックストラベラー制度」を6月1日から国内線に導入すると発表した。海外では同様の制度が導入されているが、国内で導入するのは全日空が初めて。 全日空によると、現在、席を予約しながら空港に現れない、いわゆる「ノーショウ」の旅客が20人に1人の確率で発生するという。このため、これを見込んで実際の席数よりも多めに販売すると、予約旅客数が席数を上回るケースがあり、全日空では2万人に1人の確率で予約した便に搭乗できない旅客が発生している。そうした場合、これまでは仮に500席であれば、機械的に501番目の旅客に便を変更してもらうようお願いしていたが、今後は「自主的に」便を変更したい旅客がいれば、何番目の旅客であっても、1万円の協力金と代替交通手段を提供し、変更してもらう形になる。また、翌日以降の代替交通手段に変更してもらう場合には、協力金2万円と代替交通手段、宿泊なども提供する。 |
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