主要50社2000年度実績 4年ぶりプラス転化 海外旅行6.6%増、パッケージ取扱人数9.5%増 国土交通省観光部は10日、2000年度(00年4月〜01年3月)における主要旅行業者50社の旅行取扱状況(速報)をまとめた。それによると、国内旅行は3年連続マイナスとなったものの、海外旅行は96年度以来4年ぶりにプラスに転じ、その結果、総取扱額も4年ぶりに増加した。ただ、四半期毎に見ると、前年度にY2K問題があった10〜12月に海外旅行は10.9%増と二桁台の伸びを示しており、その反動が取扱高を押し上げたことが増加の一因とみられている。 2000年度の総取扱額は前年度比2.6%増の6兆42億9205万円。内訳は海外旅行が6.6 %増の2兆6009億7578万円、国内旅行が0.2%減の3兆3817億9314万円、外国人旅行 が2.8%減の295億671万円。海外旅行は企画商品、団体手配ともに年度を通じて好調を持続した。国内旅行は団体、乗車券等の代売を含めて手配旅行が全般的に低調だった反面、パッケージブランドをはじめとする企画商品が好調を維持したことで、全般的には横ばいとなった。 |
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