2001年5月14日
 ニューオリ、2006年までに株式の店頭公開目指す
 石川新社長就任で3カ年の中期経営計画スタート

 ニュー・オリエント・エキスプレスの石川和夫社長は本紙インタビューに対し、4月よりスタートした3カ年の中期経営計画で特色のある収益力の高い旅行会社を目指すとともに、それに次ぐ2004年〜2006年の3年間で株式の店頭公開を目指す方針を明らかにした。石川社長は上場を目指す理由について、「それが社会的に認知された旅行会社になるということであり、社員の要望でもある」と説明、そのため2001年〜2003年までの3カ年を準備期間と捉え、「大手にはない特色を出し、強いところをさらに強化していく」考えを示している。同社の2000年12月期決算は、税引き前利益の伸び率が前年比3倍近くに達し、売上201億円、当期利益3億900万円を計上して非常に好調だった。100%子会社のジョイトリップがIATAライセンスを取得し、自社発券に切り替わったことで表面的には売上が約1割減少したが、それを除くと5%程度の売上増で、実質的には増収増益決算となっている。


14日、その他の主なニュース
◎シアトル、アジア以遠の関空3路線を運休へ
 NWA、ビジネス客減少で9月末から
◎JNTOとKNTO、日韓共同の観光宣言等で基本合意
 見本市等への共同出展や修旅・青少年交流拡大も
◎W杯の輸送問題を日韓で協議、最重要課題と認識
◎阪急トラピックス商品がノルウェー旅行大賞受賞
 北欧オーロラ商品化で旅行需要喚起に貢献
◎CPA、香港─ニューヨーク線をダブルデイリーに
◎CPA、オンライン予約とチェックインを強化
◎マリアナ政観、子供天国キャンペーン今年も開催
◎フィンランド政観、夏のガイドブック完成
◎サミットホテルズ&リゾーツ、新たに6軒加盟
◎旅行業者・旅館信用情報(3月分)
◎為替市況(11日)
◎主要旅行業者の2001年度および3月旅行取扱状況速報

back to 旅行通信 INDEX


(c)航空新聞社 2001

当ページのニュースは、日刊民間航空・旅行E-MAILニュース「日刊旅行通信」
から一部を抜粋し、掲載しています。
ニュースの続きは、「日刊旅行通信」でお読みいただけます。

お申し込み・お問い合わせ mail@jwing.com
「日刊旅行通信」
(毎週月曜〜金曜発行、祝日休刊)
購読料(消費税込み):半年間33,600円 一年間63,000円