2001年6月27日

 KLM社長「名古屋−札幌−アムス利用率90%」
 JASとの国内コードシェアの更なる増便を

 KLMオランダ航空のレオ・ファン・ヴァイク社長兼CEOはこのほど、ウイングトラベル本紙のインタビューに応じ、日本市場について「最も収益性の高い路線の一つであり、更なる増便を希望している」と述べた。同社長は「現在アムステルダムへの週17便のフライトと4路線で5便の日本国内のコードシェア・フライトを持つ当社はたいへん競争力のある立場に立っている。日本市場にとって最も重要な要素が、ヨーロッパでのネットワークであり、ハブとしてのスキポール空港での利便性の高さであると当社では信じている。当社ではこれら2つの要素を今後も引き続き改良し続けてゆくつもりだ」と強調した。とくに、名古屋−札幌−アムステルダム線について、「1997年の就航以来、同路線は良好な状態にある。このフライトは名古屋・札幌市場だけでなく、東北や南関東地区の市場も獲得している。それは成田空港へのアクセスが不便な利用客に対し、千歳空港での利便性の高い接続が提供できるからである。業績で見ても、2000年度の平均ロードファクターは89.9%ときわめて高く、これが今夏スケジュールでの増便の理由となった」と説明した。


27日、その他の主なニュース
◎KLM−NWAがアジアで新たな提携検討
 インターネットでKLM独自のウェブ開設も
◎メディア復調も団体不振で海外旅行4%減と低迷
 近ツー5月実績、国内も不振で総取扱額2.6%減
◎東急5月、海外・国内とも復調で取扱額0.9%増
 一般団体の不振を企画商品の好調でカバー
◎日旅HP内に「Webマガジン赤い風船」創刊
 国内外の旅行に関する情報提供を充実化
◎APTEC、大阪で「観光まちづくり」セミナー開催
 “サスティナブルツーリズム”をテーマに討議
◎大阪発SIA利用のバリ・モルディブでキャンペーン
 クラブメッド、グループ参加は数名分を50%OFF
◎早ければ秋のICAO総会で法制化決議も
 機内迷惑行為の法制化で国際機運高まる
◎静岡県知事が県議会へ住民投票条例案を提出
 “揺れる”静岡空港、7月上旬に投票是非決議
◎イタリア2001年イベントで小中学生の絵手紙募集
◎トラベルサウスUSA・フロリダ州観光局が移転
◎シアトル・ワシントン州観光事務所が移転
◎為替市況(26日)

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(c)航空新聞社 2001

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