2001年6月29日

 農協観光決算、減収も費用削減で営業利益倍増
 中計『NEXT21』で取扱高拡大目指すも2.6%減

 農協観光は28日に定時株主総会を開催し、2001年3月期の決算を報告した。同社では2000年度より2カ年の中期経営計画『NEXT21』をスタートさせ、「取扱高の回復・拡大」を目指したが、取扱高は対前年比2.6%減の1306億4200万円と前年を約34億円割り込み、営業収益も同2.4%減の196億200万円に留まった。しかし、営業費用を同2.8%減の143億7200万円に、一般管理費を同7.0%減の46億3700万円にそれぞれ圧縮したことで、営業利益は前年比約2倍(同92.8%増)の5億9200万円計上。これに営業外収益の3億2500万円を加え、営業外費用の1億6800万円を差し引いた経常利益は、同68.7%減の7億4900万円となり、減収ながら3期連続の黒字を達成した。


29日、その他の主なニュース
◎ヴァ−ジン、下期もコミッションを9%に据え置き
◎成田5月、航空旅客数は16ヶ月ぶり前年割れに
 国内景気悪化が影響、6月は1%増で推移
◎フィジーのウエディング&ハネムーン商品発売
 プレイガイド、離島はハネムーナー仕様の部屋準備
◎日本旅行5月実績、マッハ・ベストとも不調
 海外個人旅行は7割以上の増加と好調を維持
◎ニューカレドニアへのフライト、好調を維持
 成田線、関空線週3便への増便に意欲
◎ニューカレドニア、ワークショップ・セミナー開催
 熟年を含めたファミリー層の誘致をアピール
◎カンタス、関空路線を週4便増便、ケアンズへ直行
◎「Lモード」による国内線航空券予約など開始
 ANA、Lモード対応の電話機で予約・購入可能
◎ホーランドアメリカ世界一周Amsterdamに特別割引
◎インターコンチネンタルNYが改装を機に旧称復活
◎シティホテル連盟、5月の客室利用率は65.7%
◎ネパールのカトマンズ等が「注意喚起」に緩和
◎ミレニアム・ホテルズ、サマーキャンペーン実施
◎日本旅行、人事異動(6月28日付)
◎為替市況(28日)

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(c)航空新聞社 2001

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