2001年7月 3日

 旅には『癒し』効果絶大、初めて科学的に解明
 ナチュラルキラー細胞活性化でガン抑制に期待

 “旅”は脳や身体を休ませ、ストレスを低下させるなど「癒し」効果が絶大。その効果は旅行後も持続するばかりでなく、免疫力を高めることでガンや老化を予防する効果も期待できる――旅が心身にこうした「癒し」効果を与えることが、初めて科学的に解明された。これは、日本旅行業協会(JATA)を中心に、産官学によって組織された「『旅と健康』に関する調査研究プロジェクト」(座長=森昭三筑波大学名誉教授・元副学長)が2日発表した調査研究結果で明らかになったもので、これまで感覚的に語られることの多かった「旅」の健康学的効果は、初めて科学的に実証された。同プロジェクトに参画した専門家からは、「(旅によって)ナチュラルキラー細胞が活性化し、ガンの進行を抑えるということは、国際旅行医学会でも出ていないデータ。非常に素晴らしいと評価している」(篠塚規・国際旅行医学会正会員・医師)との声も挙がっており、今後の旅行需要活性化に繋がることが期待される。


3日、その他の主なニュース
◎海外旅行プラスに転じ総取扱額4カ月ぶり増加
 阪急5月実績、主催旅行ブランドは好調に推移
◎5月の訪豪日本人旅行者数が4.7%減に
◎ロイヤルヨルダン航空、バグダッド線運航再開
 年末には関空発直行チャーター便の運航を計画
◎アリタリア、夏までにアライアンスに加盟
 スカイチームが有力か?
◎コーカサス3ヵ国展開催、現地ツアオペも参加
 一番の課題は同地域の情報の欠如
 新たなデスティネーションとして大手も興味
◎TWA、アメリカンとの統合に向け機材カラー変更
◎ナバテックIの家族向け夏季限定ランチクルーズ
 アトランティス・アドベンチャー、9月末まで運航
◎5月の沖縄入域観光客、4.4%増の33.7万人
◎関空5月、USJ効果も国内線が17%増と好調
◎人事異動 東急観光、日本旅行
◎為替市況(2日)

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(c)航空新聞社 2001

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