旅には『癒し』効果絶大、初めて科学的に解明 ナチュラルキラー細胞活性化でガン抑制に期待 “旅”は脳や身体を休ませ、ストレスを低下させるなど「癒し」効果が絶大。その効果は旅行後も持続するばかりでなく、免疫力を高めることでガンや老化を予防する効果も期待できる――旅が心身にこうした「癒し」効果を与えることが、初めて科学的に解明された。これは、日本旅行業協会(JATA)を中心に、産官学によって組織された「『旅と健康』に関する調査研究プロジェクト」(座長=森昭三筑波大学名誉教授・元副学長)が2日発表した調査研究結果で明らかになったもので、これまで感覚的に語られることの多かった「旅」の健康学的効果は、初めて科学的に実証された。同プロジェクトに参画した専門家からは、「(旅によって)ナチュラルキラー細胞が活性化し、ガンの進行を抑えるということは、国際旅行医学会でも出ていないデータ。非常に素晴らしいと評価している」(篠塚規・国際旅行医学会正会員・医師)との声も挙がっており、今後の旅行需要活性化に繋がることが期待される。 |
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