JSN益子社長「変化に挑戦しJALを変える」 「E-WORKS」化推進し、今秋にシステム導入 4月1日からJALセールスネットワーク(JSN)が全国展開し、「製販分離」のJALグループの新たな取り組みとして、航空・旅行業界で注目が集まっている。JSNは日本の航空・旅行業界の図式を変えるのか。「全員で変化への挑戦」を掲げる益子JSN社長にインタビューした。(インタビューの詳細はウイングトラベル7月30日号に掲載) 益子社長はJSN運営の基本方針について、「私の思いは『JALを変える』ことであり、これまではJALで事業計画を決めるにあたりどちらかと言えば生産者の目で決めていた。今度は売る側に立って、これは売れる、これは売れないということをJALに伝える責任がある。消費者のニーズに合わないものはいくら造っても売れない時代であることをJALが認識しないと、時代に置いていかれる。JSNも変わるからJALも変わる。そういう時代認識にある。JSNは航空座席販売から旅行商品の販売まで手掛けるわけだが、販売といっても、実際にはJALグループの航空会社やジャルパック、ジャルストーリーとは受委託契約であり、まさにJALグループの航空座席、旅行商品の販売会社である。幅広い商品を一元的にホールセラーとして取り扱うということは、JALグループ全体の命運に関わるということで、この新しい試みをぜひとも成功させたい。そして、JSNはJALグループ全体が健全に存続するという大きな責任があり、それを果たしていきたい」と述べた。 |
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