関空発上期、ルック4%減もホリデイ13%増記録 下期はマッハ・ベスト含め3社ともに2桁増狙う 2001年度下期の関空発ルックJTB(JTB)、ホリデイ(近畿日本ツーリスト)、マッハ・ベストツアー(日本旅行)の3社商品が出揃ったが、上期の販売人員見込みはルックが前年同期を4%下回った反面、ホリデイは13%増と好調な集客を収めていることがわかった(別表)。また、マッハ・ベストツアーは1%増とほぼ前年並みを見込んでいる。下期については、上期好調なホリデイが引き続き11%増の6万9200人と2桁増を目指すほか、ルックが15.5%増の21万211人、マッハ・ベストツアーが10%増の9万人と2社も巻き返しを狙い、3社ともに2桁増の目標を掲げていることから、下期はさらに関西マーケットのシェア争いが熾烈化することが予想される。 なお、下期商品の価格設定については、円安傾向や航空機ジェット燃料費の高騰など、仕入コストが上昇傾向にあるものの、ルックは前年同期に比べ2.4%の値下げを断行、ホリデイもほぼ据え置きの価格帯で設定している。 関空発商品の上期販売人員見込みをブランド別に見ると、ルックはハワイ(8.3%減)、アメリカ(12.8%減)、グアム・サイパン(13.1%減)、ヨーロッパ(4.9%減)の4方面が前年実績を下回り、とくにアメリカとグアム・サイパンの落ち込みが大きかった。一方、アジア(10.4%増)と中国(11.9%増)の2方面は2桁増を記録する好調な集客を収め、オセアニアと台湾も好調に推移している。ホリデイについては、ハワイ(2%減)が前年を下回り、グアム・サイパンが横這いだったほかは前年同期に比べ集客が増加、とくに、アメリカ(36%増)、アジア(18%増)、中国(14%増)、台湾(110%増)の4方面が2桁増の伸びを示して好調だった。 |
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