羽田国際チャーター1日10便程度の需要見込む 航空局、CIQの増員など前提に来春から拡大 国土交通省航空局はこのほど、羽田空港の深夜・早朝の国際チャーター便について、旅行会社、航空会社等からのヒアリングの結果、現行の週2便から恒常的に週70便(1日10便)程度の需要が見込まれると予測し、このために出入国管理、税関、検疫職員(CIQ)各省の2001年度予算概算要求で、CIQ職員の大幅増員を盛り込むよう要望するとともに、羽田国際チャーター便を来年度から拡大していく意向を固めた。 CIQ職員については、羽田空港でのチャイナエアラインが来年度には成田空港に移転する予定で、関係省庁は同社移転後の羽田空港の昼間時間帯のCIQ職員の処遇も含めて検討していく。各省とも、どの程度職員を増員するかは現時点では未定。とくに、最も必要人員数が多い法務省では羽田空港の国際チャーター便に対応すべく、職員を増員する意向を示しているが、具体的な増員数は決まっていないという。ただ、各省へ増員を要望するにあたり、航空局も需要見通しを把握する必要があるため、その一環として関係者のヒアリングで1日10便程度確保できる需要があると判断している。 現在の羽田国際チャーター便は、週2日の枠があるものの、CIQ職員の不足により運航の効率性が悪く、平均1ヶ月4〜5便程度の運航となっている。 CIQ職員の増員は、地方空港でも長年の懸案となっており、非常に難しいが、これだけ世論が高まっている中、関係各省が増員に対応するか、注目される。 |
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