AALとBAW、アライアンスに向けて再始動 コードシェアに加え、9路線での利益共有も計画 アメリカン航空(AAL)とブリティッシュ エアウェイズ(BAW)は、新しいアライアンス構想を発表した。両社では、再度米司法省に対する反トラスト法適用除外申請と英国・EUに対する通達を行う方針だ。 今回の新アライアンス案では、広範囲なコードシェア実施が含まれており、両社の運航する9つの大西洋路線での利益共有も盛り込まれている。両社では専用のホームページ( [http://www.american-britishairways.com] )を設け、アライアンス実現によるさらなる競争促進や利用者への利益還元が可能とアピールしている。 AALとBAWでは、1996年にコードシェアなどを含む広範囲な提携関係を結ぶことを発表。しかし、AAL・BAWを含む米英各2社に限定されているロンドン・ヒースロー空港の発着枠や両社の大西洋路線における圧倒的なシェアなどの問題で、反トラスト法の適用除外を得られず、限定的な提携関係にとどまっている。今回のアライアンス構想の発表は、改めて反トラスト法の適用除外を求めたもので、今後の動向に注目が集まる。 |
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