アジア・太平洋地域、01年上期日本人訪問者 依然アジアの好調続く、太平洋地域は横這い アジア・太平洋地域の主要デスティネーションへの2001年上半期日本人訪問者数が、このほどほぼまとまった。それによると、上期は東アジア地域が高い伸び率を見せ、当期の日本人出国者総数の伸び4.0%増を上回る、11.9%増(東アジア5ヶ国・地域計)を記録した。なかでも、台湾(前年同期比128.9%)と中国(同115.8%)が2桁増の伸びを見せ好調。一方、太平洋地域は、グアム、サイパン、オーストラリア、ニュージーランドがプラスとなった。ハワイは1月が好調であったが、その後の落ち込みが響きマイナスとなった。 アジアのうち、台湾、韓国、香港、マカオのは「グルメ、リラクゼーション、買い物等の魅力ある素材を豊富に有する上に、近くて価格が安い」デスティネーションとして、若い女性を中心に人気が定着し、好調に推移。台湾は、昨年9月から10ヶ月連続の2桁プラスを記録しており、一昨年の地震の影響からの完全に回復。台湾では、2001年の日本人訪問者数が100万人突破することを期待しているが、この調子でいけば目標達成も可能といわれている。韓国は、昨年ほどの急激な成長を示してはいないものの、上期を通じてプラス成長を堅持した。香港は、一昨年および昨年までに97年返還以降の落ち込みから回復しており、2001年上期も引き続き好調なことから、安定軌道に乗ったといえる。 |
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