9月下旬に何中国旅游局長が来日、扇大臣と会談 中国へのビザ緩和、訪日観光促進など話し合い 既報の通り、何中国国家旅游局長が9月下旬に来日することが、このほど明らかになった。何氏は9月にソウルと大阪で開催されるWTO総会出席のために来日、扇国土交通大臣をはじめ政府や旅行業界関係者などと会談する予定。とくに、現在日本と中国が協力して中国西部地域の開発を実施しており、その実施状況や今後の観光開発について話し合う。来春の成田空港暫定平行滑走路オープンで、日中路線の新規開設 ・増便が予定されることから、これに合わせて、日本人旅行者のビザ緩和などを話し合うと見られる。 中国への日本人旅行者数は、国国家旅游局の調べでは2000年は220万人を突破し、 2001年は250万人を超えることが確実視されている。今後、さらに中国観光を促進する上で、ビザ免除を一つの契機になると期待されている。 一方で、中国団体観光客の訪日が解禁になって以来、旅行者は既に1万人を突破しているが、現在、訪日旅行者が北京、上海、広州地区に限定されていることから、これの緩和を求めているものと見られている。 来年は日中国交正常化30周年に当たるため、両国で大規模なイベントが予定されており、それについても話し合いが行われる模様だ。 |
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