2001年8月31日

 “拡大路線”掲げデスティネーション開発積極化
 郵船トラベル、戦略商品造成の一元化も視野に

 郵船トラベルは2001年度下期のダイヤモンドツアーおよびサヴァ(東京発)の発売 を開始したが、今年度上期に一端は取扱デスティネーションの絞り込みを行ったものの、「顧客嗜好の変化やニーズの多様化に対応するためには、拡大路線しかない」 (同社)との判断から、積極的な商品・デスティネーション開発を行う方針に転換したことを明らかにした。昨今はとくに、商品造成にかかる費用対効果に鑑み、ホールセール事業の縮小や取扱方面の絞り込みを行う中堅ホールセラーの増加が目立つが、同社では、?商品造成などの東京集中化を図り、人手とコストを圧縮する、?大手と違った小回りの利く商品展開を行うことで、商品の差別化を図る──こと等によって、品揃え拡充と収益向上を目指すと説明している。
 とくに商品造成部分については、現在、東京が商品造成を担当しているダイヤモンドツアーと違い、発地主義をとっている第2ブランド(東京=サヴァ、名古屋=ラブリーバカンス、大阪=ルート)についても、企画面では東京で戦略商品を一元化することを視野に入れており、今後、現地法人からの旬な提案などを参考にデスティネーション毎の見直しを進める。ただし、第2ブランドを全国共通ブランドに一本化する ことは考えていない。


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(c)航空新聞社 2001

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