出張手配オンライン予約システムを事業化 東芝系BT-japan、インハウスの参加呼びかけ 東芝の子会社であるビジネストラベルジャパン(BT-japan/本社・東京都港区元赤坂1-1-8 赤坂コミュニティビル5階、河田勉社長、資本金8000万円)は、10月からインハウスエージェントを対象として大手企業の出張手配オンライン予約システムを事業化する。現段階では東芝(東芝ツーリスト)、三洋電機(ロイヤルツーリスト)など4社の参加が決定、事業化までにインディビ協議会やインハウス連合などを中心に数十社の参加を見込んでいる。立ち上げ当初は国内出張手配から始め、来年度から海外出張手配に進出する。1年後には参加企業数約500社、取扱規模約1500億円に拡大させることを目標としている。BT-japanは社員11名のうち3名が東芝ツーリストから出向、近く旅行業の登録を申請する。 BT-japanは国内主要企業の従業員の国内外出張に伴う航空機や鉄道、ホテルなどの予約手配や発券業務などについて、各企業内のシステムと連動した予約・精算システムを開発し、大手企業およびその社内旅行会社を対象に本システムをASP(アプリケーション・サービス・プロバイダ)として提供する。 参加企業は、BT-japanがASPとして提供するシステムに接続することにより、日本航空をはじめとする航空会社や大手私鉄を中心とする鉄道会社、国内外の主要な約5万ヵ所のホテルなどとの取引を行うことができるため、各サービス会社のシステムと個別に接続する必要がなく、安価な初期導入コストで、チケットレス化による出張者の利便性の向上や出張経費の削減を実現できる。 |
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