UAL・BMA、反トラスト法適用除外を申請 米英間の「オープンスカイ」支持も表明 ユナイテッド航空(UAL)と英国第2の航空会社bmiブリティッシュ・ミッドランド航空(BMA)は、米国運輸省に両社のアライアンスに対する反トラスト法適用除外申請を行った。また同時に、米英間の「オープンスカイ」樹立を支持する意向を表明した。BMAはスターアライアンス加盟航空会社のひとつ。以前は英国内と欧州域内を中心に運航していたが、今春にマンチェスターを起点に大西洋市場に参入、米国内ではUALとのコードシェアも行われている。 今回の適用除外申請に関して、BMA側では、米国とロンドン・ヒースロー空港間における新しい競争状態が生まれるとそのメリットを強調している。現在ヒースロー空港から米国への路線を運航できるのは、米英計4社(UAL、アメリカン航空、ブリティッシュ エアウェイズ、ヴァージン アトランティック航空)しか認められていない。仮に今回のUAL・BMA両社の反トラスト法適用除外と米英のオープンスカイが認められれば、BMAはUALのヒースロー発の大西洋路線の運航が可能となり、UALとのスロットの配分次第では自社運航も可能となる。BMAではさらに、ヒースロー空港での新規参入が可能となる点の他に、競争の健全化やサービスレベル改善の促進、選択肢の拡大や運賃の多様化などをメリットとしてあげている。 |
10日、その他の主なニュース
|
★NWA、COA、DALの米系3社が連盟で反対表明 AAL・BAWとUAL・BMAのアライアンス ★台湾人旅行者、台湾経済状況の悪化で減少傾向 日本のインバウンドへの影響必至、動向に注目 ★3世代家族を持つ人の8割が3世代旅行を経験 JATA調査、提案・計画は父母、費用は祖父母持ち ★JATA2001トラベルマート出展者状況 90の国・地域、240団体・672ブース ★海外バイヤー・マスコミ招聘、視察旅行など実施 JATA2001トラベルマート、インバウンド事業概要 ★日本開催の国際コンベンションが順調に増加 ★JAS松尾副社長が鉄建公団総裁に就任 ★VIR、SIAとのコードシェアを10月より開始 ★アメリカン、TAMブラジル航空とコードシェア拡大 ★香港ドラゴン航空、寧波へ運航開始 ★国際線共同ウェブ運営会社「タビニ」設立 ★CPA、無料航空券キャンペーン実施 ★新5つ星ホテル「レジェンド ホテル サイゴン」誕生 ★メリディアン・カイロ、タワーを増設 ★来年ミュンヘンにメリディアンがオープン ★為替市況(7日) |