テロ事件後11日間で成田旅客数35%減に 米系キャリア集中の第1ターミナル5割弱減 新東京国際空港公団がまとめた米国同時多発テロ事件後の9月12〜22日の11日間の 出国旅客数は、前年同期比35.3%減の26万4521人と大幅に減少した。ターミナル別に 見ると、第1ターミナルが44.5%減の8万5868人、第2ターミナルが29.8%減の17万8653人で、米系キャリアが集中する第1ターミナルの落ち込みがやはり目立ってい る。 また、運航状況を見ると、11日のテロ事件発生後の航空機引き返し便は18便、成田空港へのダイバート便は7便、計25便に達した。運航回数は12〜16日の5日間で、総数1179回のうち585回がテロ事件で欠航となり、そのうち旅客便は1012回のうち455回、貨物便が167回のうち130回となっている。 18日以降の日別の出国旅客数は以下の通り。 ▼9月18日=2万3878人(28.6%減 ▼9月19日=2万3723人(35.3%減 ▼9月20日=2万4866人(28.4%減) ▼9月21日=2万7379人(23.4%減) ▼9月22日=2万9219人(25.4%減) |
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