ハワイ、グアムから知事・観光大臣など来日決定 テロ事件からのダメージ脱却へ強力アピール展開 米国同時多発テロ事件の発生から約3週間が経過するが、懸念されている海外旅行需要への影響を最小限に抑え、旅行者が来てくれることが最大の支援であることをアピールするため、ハワイおよびグアムから知事や観光大臣を団長とした観光リカバリーミッションが、来週訪日することがこのほどわかった。ハワイ州からは、知事および関係者が10月8日〜11日の日程で来日し、東京と大阪を訪問。マスメディア等を通 じた一般消費者向けのPRを行い、テロ事件の影響で落ち込んでいる旅行需要のリカバリーに向けたアピールとキャンペーン展開を計画しているほか、テロ発生によって開催が先送りとなっていた「観光サミット」を10月9日に開催、旅行業界に対しても強力にアピールする考えだ。これに先立ち、日本旅行業協会(JATA)の松橋功会長および石山醇理事・事務局長が9月30日よりハワイを訪れており、観光ミッション派遣および観光サミット開催に当たっての調整および意見交換を行っている。 また、グアムからは知事および観光大臣を団長としたミッションが10月9日〜12日の4日間来日。グアムへの路線が就航している全国8都市(東京、大阪、名古屋、福岡、仙台、札幌、岡山、新潟)を2班に分かれて訪問し、一般消費者および旅行業界向けのアピールおよびリカバリーキャンペーンを展開することとなっている。 |
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