スイスエアーが破綻、テロ事件が引き金に 飛行機差し押さえにより、本日運航全面停止へ スイスエアー(SWR)は10月1日に債務の返済猶予を申請、事実上破綻し、同社の運航権は関係会社でヨーロッパ域内を運航するクロスエアーが引き受けることとなり、当面の運航を継続する方針を固めていたが、発表後の2日、ロンドン・ヒースロー空港で発着料未払い分の空港使用料をめぐり、空港当局が同社機材2機の離陸認可を拒否、これを受け、同社はさらなる飛行機の差し押さえを回避するため、現地時間2日12時30分より全便の運航停止を決定した。3日の運航に関しても、当座の資金繰りに目途がつかないため、すべての便の運航は停止される。なお、4日以降に関しては、現在融資先の銀行との討議を重ねており、話し合いの進展次第では運航が再開される可能性もある。2日の運航停止で、同社のハブ空港チューリッヒ空港は大混乱、262のフライトがキャンセルされ、影響を受けた人は2万人弱にも及んだ。現在、SWR発券のSWRフライトの航空券は他社便への振り替えができなくなっており、同社では利用客 に対して、他航空会社や旅行会社にアドバイスを求めている。 |
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