安田火災も報復テロを「戦争免責適用外」に AIU、ジェイアイ傷害に続き「保険金支払う」 安田火災海上保険は15日、米英によるアフガニスタンへの報復攻撃に対して、海外に出国する日本人旅行者がビンラディン氏(その同胞を含む)またはアフガニスタンによる報復テロ行為に遭遇して損害を受けた場合、「保険金を支払う」ことを決定した。ただ、アフガニスタン国内については、「戦争危険免責」を適用するとともに、 今後の国際情勢如何では取扱いを変更する場合もあるとしている。 これまで、安田火災は、米国等による報復攻撃およびビンラディン氏等による報復テロ行為を海外旅行傷害保険の約款における「戦争危険免責」に該当すると判断し、保険金支払いの対象とはならないとしていたが、この解釈を変更したことになる。 既に、AIU保険、JTBグループのジェイアイ傷害保険が同様の決定を代理店に通知しており、安田火災はそれに続くものとなる。とくに、わが国の大手損害保険会社の一 つである安田火災が現在の状況を「テロ行為」と解釈したことは、「戦争、外国の武力行使またはその他これらに類似の事変」に該当するとして「戦争危険免責」を適用して保険金の支払い対象外としている他の大手損保各社の今後の対応にも影響を与える可能性が出てきた。 |
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