大勢は期中商品追加徴収せず、新商品上乗せへ 航空会社のサーチャージ、旅行各社対応出揃う 航空各社がサーチャージの政府認可を取得し、航空運賃への上乗せ徴収を開始していることを受け、JTBをはじめ旅行各社はこのほど、既に発売を開始している下期商品ではサーチャージ分を旅行代金に上乗せせず、現行代金のままで販売を継続することを相次いで決定した。ただし、19日の段階では検討中としている旅行会社もあり、本日22日以降に各社の対応が出揃うこととなる。 本紙調べによると、19日現在、既に発売済みの主催旅行商品で上乗せ徴収しないことを決定しているのは、JTB、近畿日本ツーリスト、日本旅行、東急観光、ジャルパック、名鉄観光サービス、全日空ワールド、グッドラック、タビックスジャパンなどで、海外旅行商品はもちろん、国内旅行の取扱いがある会社では国内も同様に追加徴収しないとしている。ただし、今後発売する期中キャンペーン商品等については、サーチャージ分を含んだ旅行代金として発売する方針だ。 なお、全日空ワールドでは、外航利用商品について増額しない方針を決定しているが、全日空がサーチャージの認可申請をしていないため、仮に全日空が今後申請を行った場合には改めて、全日空利用商品の取扱方について検討することになると見られる。 |
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