JAL、米国・ホノルル輸送力を約30%削減 路便計画を追加変更、ベガス線直行便など運休 日本航空グループは26日、国土交通省へ11月から来年3月末までの国際線の路線便 数計画の追加変更を行う旨を申請した。 それによると、JALはさる10月4日に発表した10〜11月の国際線の路線便数計画では、米大陸線の輸送力を約24%削減したが、今回届け出た追加変更では、減便のピークとなる11〜12月は全方面で週471便中、約10%にあたる48便を減便し、うち米国 ・ホノルル線は週142便中約30%にあたる45便を減便する計画で、米大陸線の減便規模が拡大した。この理由について、JALは「前回はテロ直後の緊急の対応だったが、その後慎重に需要動向を分析した結果、輸送力を更に削減せざるを得なくなった」と説明し、今後も需要動向に併せて柔軟に減便などを行っていく考えを示した。また、前回は10〜11月までの1カ月の計画を発表したが、今回の計画変更では「年度末まで(米国同時多発テロの)影響は続く」(JAL)との見通しから、来年3月末 までの計画を盛り込んでいる。 具体的な路線便数計画を見ると、JALは既に発表した10〜11月の減便・運休に加 え、新たに関西─ソウル線を減便するほか、成田─ラスベガス─サンフランシスコ─成田線、成田─ラスベガス─ロサンゼルス─成田線、仙台・新潟─ホノルル線、成田─チューリッヒ、関西─サイパン線を運休する。また、成田─ロサンゼルス─サンパ ウロ線、札幌─ホノルル、関西─グアム線は経路を変更し、成田─アムステルダム線、成田─サイパン線は機材を小型化する。なお、成田─ホノルル線は、需要の高い12月27日〜1月6日までは平常通りの運航に戻す計画だ。 その一方で、成田─香港線を新たに増便し、既に増便している成田─大連、ソウ ル、プサン線とともに、アジア路線を強化する。 |
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