続報−アメリカン航空587便墜落事故 扇大臣、報道機関に航空機不安煽らないよう要望 『いつも通りの日本である』ことを周知徹底 扇国土交通大臣は13日の閣議後の会見で、ニューヨークでのアメリカン航空(AAL)のJFK近郊墜落事故に関連して、「国土交通省としては、各航空業界に再点検するよう準備を行っている。総理とも話し合い、心配していることは、9月11日以降の航空業界は旅客数の減少、旅行のキャンセル等が相次いでいるので、マスコミも不安を煽らないようにお願いしたい」と述べ、さらに「わが国は運航に関して安全であるということを強力に推進し、安全な旅行を提供しており、航空旅客の減少、旅行・宿泊のキャンセルが続くことの内容に、『いつも通りの日本である』ということの周知徹底をお願いしたい」と航空機に対する不安感の一掃を報道機関に求めた。 ■航空会社13社へ航空安全の再徹底を通達 「再点検で不安を縮小できれば」 国土交通省は13日、アメリカン航空587便が離陸直後にニューヨーク市近郊の住宅 地に墜落したことを受け、扇国土交通大臣から、特定本邦航空運送事業者13社(日本 航空、日本トランスオーシャン航空、ジャルエクスプレス、日本アジア航空、ジャル ウェイズ、全日空、エアーニッポン、エアージャパン、日本貨物航空、日本エアシス テム、ハーレクィンエア、スカイマーク、北海道国際航空)へ航空安全の再徹底を指示した。 通達の中で、国土交通省は、航空機の運航・整備の安全確保の重要性を改めて社内に徹底するとともに、法令・規程類の遵守、確実な機材整備の実施、航空機の非常操作手順の確認等、各社が実施している安全確保の実施状況に加え、9月11日以降に各社が講じている航空保安対策の実施状況も緊急に総点検するよう指示した。 |
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