今年度中の海外修学旅行、55%は予定通り実施 文科省調査、国内に変更が18%、検討中2割に 全国の小・中・高等学校が実施する海外修学旅行で、米国テロ事件が発生した9月 11日から今年度末までに実施・計画されているもののうち、「全面中止」となったの が全体の2.1%に留まった一方、「予定通り実施する」も54.5%と過半数を占めるに 留まったことが、このほどわかった。これは、修学旅行先を海外から国内に変更するものが17.7%に上ったほか、「検討中」も19.5%と2割弱に上ったためで、この2割 の動向によっては海外修学旅行への影響が拡大する可能性もあり、今後が注目される。 これは、文部科学省が各都道府県などを通じ、所管する公立・私立・国立大学付属 の小・中・高等学校を対象に調査を実施したもの。9月11日の米国テロ事件を受けて、9月11日に実施中、またはそれ以降で平成13年度中に実施する海外修学旅行の実 施状況についてとりまとめた。 それによると、小・中・高等学校全体による海外修学旅行の件数は1223件で、このうち54.5%を占める666件は「予定通り実施」する一方、「全面中止」は2.1%・26件 に留まった。また、計画を変更して実施するもののうち、「国内地に変更」が全体の 17.7%を占める217件に達したほか、「日程を変更して実施」が4.9%・60件、「他の海外地に変更して実施」が1.3%・16件となっている。ただし、気になるのが「検討中」の238件で、これは全体の19.5%を占めており、情勢の変化を見ながら決定する 学校が多いことによると見られる。 |
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