2001年11月21日

 HIS、10月海外旅行取扱高28%減に
 10月決算期の旅行取扱高は7%台の増加

 
エイチ・アイ・エス(HIS)は11月20日、10月の旅行取扱高を発表した。それによ ると、総取扱高は前年同月比26.6%減の98億5800万円となり、内訳は海外旅行が 27.8%減の94億9200万円、国内旅行が25.7%増の3億6500万円だった。海外旅行は前月が10.5%減で、米国同時多発テロ事件の影響により、2カ月連続のマイナスとなっ た。
 同社は10月期が通期決算だが、第21決算期(2000年11月〜2001年10月)の旅行取扱高は累計で1993億3000万円と2000億円に届かなかった。前期の売上高は1858億4200万 円(うち旅行取扱高1846億2500万円)で、2001年10月期の売上高は7%台の増加と見られる。4月中間期の業績予想では、売上高2149億円としていた。2000年11月〜2001年10月の海外旅行取扱高は前期比7.4%増の1940億9500万円、国内旅行取扱高は32.6%増の52億3300万円。


21日、その他の主なニュース
<トップニュース>
★JAL、米航空会社よりテロで需要前年下回る
 10月以降、米路線と欧州線も大幅ダウン
★ノースウエスト、成田−釜山・高雄線開設が有力
 ソウル・台北の増便も濃厚、アジア路線強化へ
<旅行関連>
★HIS、10月海外旅行取扱高28%減に
 10月決算期の旅行取扱高は7%台の増加
★1月よりハワイ・キャンペーンで送客支援を
 名鉄観光、需要堅調な中国・オセアニアも強化
 沖縄への送客強化、3月末までに4万人送客を
 名鉄観光、団体顧客には空港で“歓迎横断幕”
★安心がテーマの新商品「やっぱりANA's」発売
 全日空ワールド、安心感高めるサービスも拡充
★秋闘、日新が冬期臨給60万円で合意
★スタークルーズ第3四半期は減収増益に
<航空関連>
★オーストリア航空、成田線来春より週5便に増便
★ルフトハンザ、成田線を一部減便
★IATA運賃調整会議、北米・欧州路線が決定
 IT・PEX間の格差拡大、各条件も変更
★エア・カナダ、10月の輸送実績を発表
★アメリカン航空、A300型機の点検を完了
★JAS乗員組合スト、21日4時に回避
 テロ影響下でのスト通告に疑問の声も
★テロ・台風も旅客収入6%増、経常益18.8億円
 JAA中間決算、増便で費用増も黒字達成
★成田暫定滑走路の竣工式を22日に実施
<出入国統計>
★10月の訪中日本人者数、8.5%減の19.7万人
★10月の訪台日本人、25.7%減の6.7万人
 テロ事件が影響、訪日台湾人も減少
<デスティネーション>
★台湾南部に「茂林国家風景区」が成立
★ミャンマーの観光FITビザ、有効期間が延長に
★台北、西門町の「紅楼」が来年より一般公開
<ホテル>
★バンクーバーのハイアットが改装で全館クローズ
★済州島のハイアットが改装による全館クローズ
■為替市況(20日)

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(c)航空新聞社 2001

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