2001年11月22日

 1月13日連休明け後にグアムへ観光ミッション
 JATA、米本土へは消費者参加のイベント企画

 
日本旅行業協会(JATA)は12月のハワイ1000人研修ツアーに続き、年明けにはグア ムへの旅行需要喚起のための観光ミッションを計画しているが、11月21日、その概要 が明らかになった。石山醇事務局長によると、グアムへは1月13日の連休明け後、 JATA海外旅行委員会メンバーによる40〜50名のデレゲーションを派遣する。また、そ の後はニューヨーク、ロサンゼルスなどの米本土、ヨーロッパへも旅行需要喚起のた めの観光ミッション派遣を検討する。とくに、米本土へは一般消費者が参加できるイベントを企画したいとしている。
 なお、ハワイへの研修ツアー“See Hawaii JATA 1000 Members”の団長は、11日出発がジャルパックの新町光示社長、14出発がJATAの松橋功会長が務める。
 こうした米国デスティネーションへの研修ツアー、観光ミッション派遣とともに、JATAではテロ事件以降、日本人旅行者の低減の理由に、航空機利用に対する不安があるとして、12月28日付の主要全国紙にJAL、ANA、JASの航空3社とJATA、全国旅行業協会の共同で、航空機利用促進のための共同広告を掲載し、一般消費者に対して空の安全をアピールする。


22日、その他の主なニュース
<トップニュース>
★ANTOR、自己責任による新たな危険情報制度要望
 危険度2緩和評価も、発出理由の情報開示必要
<行政・関連団体>
★成田暫定供用で短距離便は暫定に強制移行を
 EUが日本に要求、長距離便にも公平な配分求む
★JATA、与党3党に旅行支出の税制改正要望
 年間5%所得控除と招待旅行の必要経費化を
★W杯へ複合型ICカードプロジェクト推進で協力
 日韓観光協議、東アジア観光戦略会議も開催へ
<旅行関連>
★プリンセス・クルーズとロイヤル・カリビア
 ン・クルーズが合併、来年に新会社設立
★米人旅行者の40%がセキュリティでキャンセル
 アクセンチュア調査、早期警告システム採用を
★名鉄観光サービスが冬期臨給1.0ヶ月で合意
<航空関連>
★JAL、成田一ロンドン、パリ線を減便
 欧州路線をピーク時23%減、青島線を増便
★関空−アウトレット間無料シャトル運行開始
★フェアリンク、仙台─大阪線に「冬休み割引」
★SAS、オーロラと冬景色写真コンテスト開催
<出入国統計>
★10月日本人ハワイ訪問者、54.1%減の6.7万人
 米本土からと比べ落ち込みの大きさが目立つ
★10月の日本人NZ訪問者数、19.5%減の8177人
 テロ事件による日本人の安全過剰反応際立つ
★フィジー、9月の日本人訪問者数1923人
<デスティネーション>
★クイーンズランド州よりローズ観光大臣来日
 教育マニュアル作成で修学旅行の回復図る
 ケアンズで再開発計画が進行中
 エスプラネードなどトータルに改善
★グアム・ライブプレゼンテーション、8都市で実施
<ホテル>
★来年2月に「オンワード・タワー」をオープン
 オンワード・ビーチ・リゾート・グアム
★観光ホテル経営の白子観光、銀行取引停止処分
<組織・人事>
★人事異動 キャセイパシフィック航空
■為替市況(21日)

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(c)航空新聞社 2001

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