12月8日に「Touism Conference in Hawaii」 航空・旅行有志で需要回復へ「ホノルル宣言」 日本とハワイの観光関係者が「旅」の持つ価値を再認識し、海外旅行を「より安心で快適」なものにする具体策を話し合うために米国ハワイ州ホノルルに結集し、12月8日にワイキキのヒルトン・ハワイアン・ビレッジで開催する「Touism Conference in Hawaii」の概要が明らかになった。発起人は兼子勲JAL社長、舩山龍二JTB社長、 ベンジャミン・J・カエタノ・ハワイ州知事、トニー・S・ヴァリセラ・ハワイ観光局 長の4氏。 同カンファレンスはまず、パネル・ディスカッションとして、「日本における海外 旅行者の意識と今後必要な対応について」の話し合いを行う。有識者として石川次郎 氏、阿川佐和子氏、壇ふみ氏を招き、一般旅行者の視点からディスカッションする。 パネラーは3氏の他、JAL益子専務、日通浜中会長、ハワイ側代表者などが予定され ている。また、本会議では、パネルディスカッションを受けて、石川次郎氏が一般旅 行者の視点から旅行業界に望むことを提案する。この後、日本側、ハワイ側代表者による円卓会議が開催され、これを向けて「ホノルル宣言」を出す予定。 同カンファレンスについて、「テロ事件による旅行産業の根幹に関わるこの重大な危機に、我々有志は、今こそ旅行産業に与えられた大きな社会的使命として、「旅」 が持つ本来の価値を守り、旅行者に“旅する自由”を取り戻していただくため、海外 旅行の代名詞とも言えるハワイに集い、ハワイ州政府他の賛同を得て、海外旅行を 『より安心で快適』なものにすべく、今ここに結集する」としている。 また、翌日にJALホノルルマラソンが開催されるため、同カンファレンス参加者有志も、同時開催の「メイヤーズ10kウォーク」に参加する予定。 |
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