10月のアジア・太平洋地域日本人訪問者 テロ事件の影響により軒並み大幅減少 2001年10月のアジア・太平洋地域への日本人訪問者数がこのほどほぼまとまった。それによると、10月は、先日JNTOより発表された10月の出国者数の大幅減(前年同月比39.9%減)にともない、各デスティネーションとも軒並み2桁の減少となった。これは、従来から報道されている通り、9月11日に発生したテロ事件の影響により、消費者が海外旅行を控えたためとされる。 なかでも、太平洋リゾート地区が、特に落ち込みが大きく、ハワイ54.1%減(6万7440人)、グアム55.7%減(3万3051人)、マリアナ44.4%減(1万5129人)となった。オセアニアでは、NZが19.5%減(8177人)、豪州が24.9%減(4万1100人)と、前年同月にくらべ2−3割の減少となった。 アジアは、韓国22.3%減(17万5955人)、中国8.5%減(19万7400人)、香港25.2%減(8万4667人)、台湾25.7%減(6万7197人)、マカオ21.5%減(8936人)と減少している。2001年に入り減少傾向にあったシンガポールは、テロ事件が追い打ちをかけた形となり、51.0%減(3万5934人)となった。 |
10日、その他の主なニュース
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