2001年12月10日

 ハワイでツーリズム・カンファレンス開催
 安全な旅提供とハワイ回復へ「ホノルル宣言」

 
ハワイ・ホノルルに日本航空グループ、旅行会社、地元関係者らのトップと有識者が一同に集まり、12月8日に「ツーリズム・カンファレンス・イン・ハワイ」が開催され、舩山龍二JTB社長、メイジー・K・ヒロノ・ハワイ州副知事から「ホノルル宣言」が発表された。同宣言は「Meet the world, believing in the possibiliteies of travel」を合い言葉に、(1)旅行者に対して安心して「旅」ができる環境を整えること、(2)海外旅行の代名詞とも言うべきハワイへの旅行が活気を取り戻すこと──の2点をスローガンに採択した。
 航空・旅行双方の業界のトップが一同に会して会議を行うことは過去にもあまり例がなく、直販化・中抜き、サーチャージの問題など、両業界には対立する課題もあるが、米国同時多発テロ事件により旅行産業そのものが危機的状況を迎え、これを解決するために「大同団結」したことは極めて注目される。


10日、その他の主なニュース
<行政・関連団体>----------------------------------------
★沖縄修学旅行実施校には1人当たり2000円助成
 国交省、来年1〜3月限定で早期回復目指す
★海外旅行自粛ムード払拭に吉本タレント貢献?
 関空・JAL・ANA・JATA関西支部が共同で要望書
★関空二期「2007年には飛べるように」整備
 航空局長会見、需要動向厳しくも二期必要
<旅行関連>----------------------------------------------
★高松琴平電気鉄道とコトデンバス
 旅行事業を通常通り営業
★JTB、中国への視察旅行扱う専門デスクを設置
★秋闘、神姫観光は冬期臨給1.8ヶ月で合意
<航空関連>----------------------------------------------
★テロ影響、11月で“底は打った”との見方も
 JAL、11月後半から「緩やかな右肩上がり」
★BAW、11月の輸送実績を発表
 日本路線の予約状況は回復傾向に
★KLM、11月の輸送実績を発表
 日本線、年末年始以降の回復に期待
★ANA10月実績、国際線旅客数は41.1%減
★初の単年度黒字ならず、9.8億円の損失に修正
 SKY10月期、テロ影響で国内線運賃競争激化
<デスティネーション>------------------------------------
★コペンハーゲン空港、ポータレッジ一部再開
<ホテル>------------------------------------------------
★マリオット・ロッジング社長のフラー氏来日
 日本人旅行者市場を重視、再活性化は必須
■為替市況(7日)

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(c)航空新聞社 2001

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