順調に回復しても2002年海外旅行者数1691万人 財団法人日本交通公社予測、2001年は1610万人 (財)日本交通公社は25日、第11回旅行動向シンポジウムを開催し、この中で2002年の海外旅行動向見通しを明らかにした。それによると、2002年は最も早く順調に回復したと仮定して、対2001年推定値5.1%増の1691万人となると予測した。また、2001年の旅行者数は、前年比9.7%減の1610万人と見込まれている。 事件後に行った財団調査による2002年に対する消費者意識では、42%が上昇すると回答。見通しの段階では、2001年が底で2002年は回復へ向かうという楽観的な予測が出ている。 しかし、財団では、9月11日にテロ事件が発生しなかったならば、2001年は前年比 0.3%増の1790万人となったとしている。しかし、2002年については、GDPや為替レート等のマクロ変動から予測して、伸びは減少に向かっていたとし、数字としては2.0%減の1750万人となったとしている。 これらを踏まえて、財団では、2002年中の海外旅行者の動向を少なくとも前半は下降する「V字」の形で推移するという。そして、2002年のV時回復の折り返し点を (1)ゴールデンウィーク付近で上昇、(2)夏休みで上昇、(3)秋以降に上昇、(4)2002年中は回復せず、2003年から上昇の4パターンを設定した。これにより、2001年の海外旅行者数予測を1610万人として、2002年の予測についてはそれぞれ、(1)1691万人 (5.1%増)、(2)1628万人(1.2%増)、(3)1560万人(3.1%減)、(4)1492万人 (7.3%減)と予測している。 |
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