11月の主要50社実績、2カ月連続海外旅行5割減 国内は沖縄回復で2%減、総取扱額2割減に 国土交通省は1月8日、主要旅行業者50社の旅行取扱状況をまとめた(★表)。海外旅行は前月の46.1%減からさらに悪化して、前年同月比52.1%減の968億1015万円と1000億 円の大台を割り、この結果、総取扱額は21.4%減の4020億2038万円となり、海外旅行、総取扱額ともに前月を上回る過去最大の減少幅を記録した。 海外旅行は同時多発テロの影響による旅行手控えで、主催、団体・個人手配ともに各方面にわたって大幅な取扱いが減少した。一方、国内旅行は2.4%減の3022億 4425万円と持ち直した。沖縄方面の主催旅行が好調で、団体手配旅行も堅調に推移した。個人手配は航空券の代売が低調だったものの、全体として回復傾向にある。外国人旅行は16.4%減の29億6597万円だった。 パッケージ・ブランドをみると、海外旅行の取扱額は前月の40.7%減を上回る減少幅の54.4%減の273億7632万円、取扱人数も52.0%減の18万9395人と半分以下となった。国内旅行は取扱額が0.1%減の601億830万円、取扱人数が7.6%増の263万6944人 で、近場の旅行が増えているために旅客単価は減少しているが、パッケージツアーが とくに上向いていることが分かる。外国人旅行は取扱額が24.4%減の1億3257万円、 取扱人数が14.5%減の1万580人。 |
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