成田暫定滑走路供用で中国線が大幅増強に 成田―広州週13便、JAS・南方航空共同運航 4月18日の成田空港暫定滑走路供用開始に伴い、中国線の増便・新規開設が相次いで明らかになっている。日系航空3社が中国線の大幅増便を計画している一方で、中国側も中国東方航空(CES)が成田―北京線の直行便開設を発表したのに続き、中国南方航空(CSN)も日本エアシステム(JAS)とのコードシェアリングにより、成田―広州間を現在の週2便から週13便に大幅増強する。週13便のうち、日本エアシステム (JAS)が週6便、中国南方航空(CSN)が週7便運航し、全便両社のコードシェア・フ ライトとなる予定だ。 JASでは、現在週2便で自社運航している成田―広州線を週6便に増便。時間帯は成田午前発のスケジュールとなる予定だ(現在調整中)。またCSNは、自社運航による 成田乗り入れを実現。デイリー・フライトで、使用機材はボーイングB777型機となる。スケジュールは成田午後発になる模様(現在調整中)。JAS・CSN運航便全便が両社のコードシェア便となり、両社共成田―広州線は週13便の運航となる。 一方、成田増便により現在週3便で自社運航している関空―広州線は運休される。 CSN運航便はそのまま継続される予定で、こちらも成田線同様、デイリーフライトに 増便される(現在の関空―広州間CSN運航便は週4便)。またCSN運航による福岡―広州線も現在の週1便から週2便に増便、福岡―武漢―桂林線は週2便のまま運航継続される。 これにより、夏季スケジュール以降の日本―広州間はこれまでの週10便体制から、 一気に週22便と倍増、中国南部へのアクセスが格段に向上することとなる。 |
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