2002年1月23日

 成田暫定滑走路供用で中国線が大幅増強に
 成田―広州週13便、JAS・南方航空共同運航

 
4月18日の成田空港暫定滑走路供用開始に伴い、中国線の増便・新規開設が相次いで明らかになっている。日系航空3社が中国線の大幅増便を計画している一方で、中国側も中国東方航空(CES)が成田―北京線の直行便開設を発表したのに続き、中国南方航空(CSN)も日本エアシステム(JAS)とのコードシェアリングにより、成田―広州間を現在の週2便から週13便に大幅増強する。週13便のうち、日本エアシステム (JAS)が週6便、中国南方航空(CSN)が週7便運航し、全便両社のコードシェア・フ ライトとなる予定だ。
 JASでは、現在週2便で自社運航している成田―広州線を週6便に増便。時間帯は成田午前発のスケジュールとなる予定だ(現在調整中)。またCSNは、自社運航による 成田乗り入れを実現。デイリー・フライトで、使用機材はボーイングB777型機となる。スケジュールは成田午後発になる模様(現在調整中)。JAS・CSN運航便全便が両社のコードシェア便となり、両社共成田―広州線は週13便の運航となる。
 一方、成田増便により現在週3便で自社運航している関空―広州線は運休される。 CSN運航便はそのまま継続される予定で、こちらも成田線同様、デイリーフライトに 増便される(現在の関空―広州間CSN運航便は週4便)。またCSN運航による福岡―広州線も現在の週1便から週2便に増便、福岡―武漢―桂林線は週2便のまま運航継続される。
 これにより、夏季スケジュール以降の日本―広州間はこれまでの週10便体制から、 一気に週22便と倍増、中国南部へのアクセスが格段に向上することとなる。


23日、その他の主なニュース
<行政・関連団体>
★2001年の日本人出国者数、約9%減の1621万人
 法務省が速報値発表、過去13年間で減少幅最大
★台湾2社移転で空いた羽田枠は航空4社に配分
 大手3社とSKYに1日1便づつ配分が決定
★12月の来道者数、JR利用者増加も0.2%減に
 航空機は東京・名古屋からの客数のみ増加
★国内航空需要予測の精度向上へ指針
 航空局、総務省の勧告受けて自治体へも通知
★テロ行為を強く非難、ICAO閣僚会合成功へ努力
 交通に関する大臣会合で共同声明を採択
<旅行関連>------------------------------------
★2001年旅行業者倒産件数54件、10月に9件発生
 ホテル・旅館業者は件数・負債総額過去最高に
<航空関連>------------------------------------
★国際旅客数は前年比61.2%、太平洋線44%に
 JAL11月実績、9月以降テロの影響最も大きく
★年末年始の成田利用者は13.5%減に
 NAA13年度年末年始旅客実績まとまる
★JASチャリティマイルの寄付団体を決定
 14年度は全国骨髄バンク推進連絡協等追加
★FLY JALグループキャンペーンを有楽町で実施
 需要喚起でCAなど約50名がパンフなど配布
★AXESS、クリスマスキャンペーンの当選者発表
<デスティネーション>-----------------------------
★ラスベガスが米国この冬の人気トップに
★ラスベガスがホテル予約件数で2001年トップ
★パラオ、BBIシャトルバス運行間隔が45分毎に
<ホテル>--------------------------------------
★鷲羽グランドホテル経営の桃源観光が破産申立
<組織・人事>-----------------------------------
★人事異動 JTB(2月1日付)
■為替市況(22日)

back to 旅行通信 INDEX


(c)航空新聞社 2001

当ページのニュースは、日刊民間航空・旅行E-MAILニュース「日刊旅行通信」
から一部を抜粋し、掲載しています。
ニュースの続きは、「日刊旅行通信」でお読みいただけます。

お申し込み・お問い合わせ mail@jwing.com
「日刊旅行通信」
(毎週月曜〜金曜発行、祝日休刊)
購読料(消費税込み):半年間33,600円 一年間63,000円