2002年1月24日

 米仏オープンスカイ締結、残るは日本と英国?
 スカイチームの反トラスト法適用除外も承認

 
米国とフランスの航空関係当局が、このほどオープンスカイ協定に調印した。これにより、両国間の航空サービスにおける規制は一切なくなる。
 またこれを受けて、航空アライアンスのひとつスカイチームの欧米各社(エールフランス、アリタリア航空、チェコ航空、デルタ航空)に対する反トラスト法適用除外も合わせて承認された。承認により、これら航空会社間のコードシェア実施やそれに伴う便数・スケジュール調整、運賃設定などが自由に行うことができるため、今後のアライアンス展開がより充実可能となる。反トラスト法適用除外の実施には、一切の規制が撤廃されたオープンスカイの土壌が必要不可欠、既に米国ではイタリアとチェコ政府との間でオープンスカイを実現している。
 米国運輸省(DOT)では、各国とのオープンスカイ樹立を政策方針として掲げているが、今回のフランスとの締結により、米国のオープンスカイ協定締結国は56ヵ国となった。残る未締結国で、米国が特に重要視しているのは英国と日本。一部報道によると、英国との締結に向けた交渉がまもなく再開される見通しとなっており、アメリカン航空・ブリティッシュ・エアウェイズ間、ユナイテッド航空・bmiブリティッシ ュ・ミッドランド航空間の反トラスト法適用除外への交渉と合わせ、今後の行方に注 目が集まる。


24日、その他の主なニュース
<トップニュース>
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<行政・関連団体>----------------------------
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 都が世論調査、再拡張「必要」は57%と回答
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 前日にW杯需要見通し等で実務者で意見調整
★ASEAN観光大臣会合に日中韓3カ国が初参加
 包括的な観光協力目指し、共同声明採択も
<旅行関連>--------------------------------
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★ATC日本旅遊が中国・韓国語ガイド付バス運行
<航空関連>--------------------------------
★キャセイパシフィック、12月の輸送実績を発表
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 全日空とのコードシェアは3月末まで
★BAWとKLM、中近東路線で運航協力を実施
テロ後の需要減に6ヶ月限定の緊急対応
★NWA、3月予約分から特典旅行適用除外日廃止
★コンチネンタル、テロ事件後でも55位に
 フォーチュンの働きたい全米企業ベスト100
<Eトラベル>-------------------------------
★エキサイトが海外旅行保険情報を提供
 アルキカタ・ドット・コムと提携
<デスティネーション>-------------------------
★グアムインターナショナルカントリークラブ破産
ゴルフ場は現地法人が経営を継続
<ホテル>----------------------------------
★JWマリオットムンバイがオープン
★アコー、上海のホテルの運営権を獲得
 錦江グループと提携
★ウエスティン都ホテル京都、4月スタート
 クラブフロアとカフェ、レストランをまず改装
<組織・人事>-------------------------------
★関係会社役員人事 JTB(2月1日付)
■為替市況(23日)

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(c)航空新聞社 2001

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