訪中者数238万人、訪韓者数237万人を上回る 2001年東アジア地域への日本人訪問者統計 東アジア各国・地域(中国・韓国・台湾・香港)における、2001年の日本人訪問者数がこのほど明らかになった。4ヵ国・地域の2001年訪問者数合計は707万5264人となり、2000年より101.4%増加している。なかでも、今回注目されるのは、訪中日本人数が238万人を記録し、訪韓日本人数の237万人を上回ったことだ。年間日本人訪問者数100万人突破を目指していた台湾は、97万人となり惜しくも目標達成はならなかった。香港は133万人が訪問している。 また前年比でも中国が好調で、前年比8.3%増を記録した。その他、台湾が同5.9%増のプラス成長となった。 月別の推移を見ると、各国とも前半は好調に推移したが、9月以降は他地域と同様に2桁の落ち込みを見せた。しかし、各国とも12月に入ってからは上向きとなり、2002年には他地域より速く回復することが期待されている。また、12月でも中国は好調で、前年同月比10.2%の増加を記録している。なお、2002年には、4月からの成田空港暫定滑走路供用開始により、それぞれ輸送量が増強するが、この座席供給量増加 がどのように影響していくのかが、2002年の東アジアへの日本人訪問者動向での鍵となることはいうまでもない。それぞれの2001年日本人訪問者数は次の通り。 ▼中国:238万3700人(前年比108.3%)、▼韓国:237万7321人(同96.2%)、▼台湾:97万7705人(同105.9%)、▼香港:133万6538人(同96.7%)※各政府観光局の調べによる |
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