2001年アジア・太平洋地区日本人訪問者数統計 海外旅行自由化以来史上最大のマイナス成長 アジア・太平洋地区への2001年日本人訪問者数統計が、このほどほぼまとまった。先日国際観光振興会(JNTO)より発表された2001年の出国日本人数は、前年比9.0% 減の1621万5000人となり、日本人の海外観光渡航自由化以来、最大のマイナス成長を記録している。2001年は、上期は堅調に推移していたものの、下期は米国同時多発テロ事件の影響で大きく落ち込み、各デスティネーション別の動向でも、概ねこれに沿って推移した(詳細は表を参照)。しかし、この中で注目されるのが中国への訪問者で、2001年は238万3700人し、前年より8.3%増加している。韓国への訪問者は237万7321人を記録したが、前年比では3.8%減少してしまった。その他、台湾が、上期の好調が下期をカバーして前年比5.9%増(97万7705人)となり、パラオも同3.2%増 (2万2403人)とプラス成長を記録した。 |
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