ANA、羽田チャーターを今年度の10倍に 約300本を計画、羽田一ソウルの便数が大幅増 全日空は7日、2002年度から羽田空港の深夜早朝時間帯の国際チャーター便を、今年度の30本の約10倍にあたる約300本運航する計画だと発表した。 全日空は、年間を通して、毎週木・金・土曜日羽田発ソウル行きと、毎週金・土曜ソウル発羽田行きのチャーター便を運航する方針だ。更に多客期にはグアム・ホノル ル行き等の運航を年間30本程度計画し、羽田発ソウル行きも増便を計画する。年度合計では、羽田発ソウル行きは170本程度、ソウル発羽田行きは100本程度、羽田発グアム・ホノルル行きなどは30本程度を運航する計画だ。増枠によって毎週決まった曜日に決まった目的地への運航が実現するため、一般旅客の間でも羽田空港からの国際チャーター便の認知度が高まると見られ、これを契機に、羽田空港の国際線の利用者が大幅に増加することになりそうだ。 さしあたって、増枠後初めてとなる4月1〜25日運航分の申し込み受け付けは、既報の通り昨日7日となっていたが、それに全日空は羽田発ソウル行きを10本(毎週木・金・土羽田発)、ソウル発羽田行きを7本(毎週金・土発)の合計17本のチャーター便を運航する計画を申請したという。 全日空では、昨年2月16日の国際チャーター便解禁から、ホノルル、グアム、ソウルなどの観光地を中心に運航を行っており、旺盛な首都圏の需要に支えられ、2002年1月運航分までの平均利用率は99%とほぼ満席近くの利用率を達成したという。当初は、羽田空港から国際チャーター便が運航可能となっても、深夜早朝時間帯であるため、どの程度の利用があるか、不透明であったが、1年を経過し、国際チャーター便 の需要が実証されたことになると言えよう。 |
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