2001年BtoC旅行市場、前年比95%増の1190億円 経産省調査 モバイル市場で旅行が急拡大 経済産業省、電子商取引推進協議会(ECOM)、NTTデーター経営研究所がこのほどまとめた「2001年度電子商取引に関する市場規模・実態調査」によると、2001年の電子商取引は景気悪化などにより前年の予測数値を下回ったものの、「BtoC」(消費者向け電子商取引)が80%増の1兆4840億円、「BtoB」(企業間電子商取引)が前年比 60%増の34兆270億円に上り、そのうちBtoCでは旅行が95%増の1190億円、BtoBでは 運輸・旅行サービスが90%増の5500億円とほぼ倍増した。また、BtoC市場のうちモバイルBtoCは1205億円とこれも倍増、中でも旅行は2.4倍増と最も伸び率が高く、市場占有率で10%を占め、モバイル市場で旅行が急速に拡大していることが明らかになった。PC、書籍、音楽などのEC先行品目の伸びが落ち着きを見せている中で、旅行はエンタテインメントと並びEC市場の有望品目に位置付けられた。 |
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