EVA、成田就航に向け独自色をアピール 旅行会社との協力強化、台北以遠需要取込みも 4月の成田就航を控え、エバー航空(EVA)日本支社総支配人佐々木日完之氏は、本紙のインタビューに対し、「成田―台北線は競争激化となるが、独自性を出して利用客を確保したい。旅行会社との協力も積極的に行う」と述べ、成田就航を機に日本での積極的な営業・マーケティングを行う姿勢を示した。 同社では、4月18日の成田空港暫定滑走路供用開始に合わせ、成田―台北線を毎日3便のコードシェア便を運航。うち毎日1便はエアーニッポン(ANK)機材による運航となる。現在、羽田―台北線を週2便で運航している同社にとって、成田就航は本格的な東京進出。台湾本社サイドでも大きな期待を集めている。 成田線について、佐々木氏は「多くの会社が参入し、競争が激化するという条件の 中で、いかに独自性を出していくかが課題だ」と述べた。現在同社では、今後の販売計画についてツメの作業を行っており、概要については3月には発表できる見込み。ボーナス・マイレージをはじめ「個性的なキャンペーンで知名度を上げたい」考えだ。 また、便数が増えることで、同社便の旅行商品での活用も積極的にアピールしたい構え。「台湾に強い旅行会社との協議を重ね、魅力的な旅行商品が提供できるよう積極的に協力していきたい」とのことで、EVAならではの個性的な旅行商品づくりに全力を傾ける。さらに、欧州やアジアなど台北以遠のマーケットについても、本格的な取り組みを行う。佐々木氏は「競争が激化する日本―台湾間のマーケットを補完する意味でも、台北以遠の需要について今後検討を行いたい」と述べている。 |
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