ニューギニア航空、念願の成田就航 4月20日から週1便、需要見て週2便化希望 4月20日より、成田―ポートモレスビー線の運航を開始するニューギニア航空(ANG)だが、成田就航を機に、同社日本支社ではデスティネーションとしてのパプアニューギニアを積極的にアピール、また次のステップとして、同路線週2便化の希望を明らかにした。 ニューギニア航空では、4月20日より毎週土曜日の週1便体制で、成田―ポートモレスビー線の運航を開始する。使用機材はエアバスA310-300型機(ビジネスクラス24席・エコノミークラス171席)。所要時間は約6時間25分で、シンガポールよりも近い。 同社の本格的な日本での展開は、1994年の名古屋でのチャーター便運航から。その後1997年より関空への定期便乗り入れを開始、その後アジア経済危機の影響を受け撤退するものの1999年から関空への季節運航を再開、年末年始や夏季、ゴールデンウィーク期の運航を続けてきた。今回の成田就航は、週1便ながらも通年運航を予定しており、同社にとってまさに悲願の乗り入れとなる。 就航を前に、同社の島田謙三日本支社長は、「パプアニューギニアは日本人にとってまだ未知のデスティネーション。成田線就航後は、観光地としての同国のプロモーションを中心に行っていきたい」と語った。パプアニューギニアは、手つかずの大自然と人の素朴さが魅力。ダイビングをはじめ、釣りやサーフィンのスポットとして定評があり、今話題のエコツアーも人気がある。チャーター便運航時代には、ダイビン グやサーフィン愛好家やエコツアー、慰霊団などを中心に同国への渡航者は堅調に推移していた。同社日本支社では、政府観光局も兼務しており、今後はパプアニューギニアで「何ができるか」をより具体的に業界・一般消費者双方にアピールしていきたい考えだ。 |
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