2002年3月14日

 中国でチャーター1万人含む計3万人集客を
 農協観光、2002年度はチャーター計115本計画

 
農協観光は2002年度、主力方面である中国をさらに強化し、前年比11%増の3万人 送客を目指すほか、数年内にはこれを5万人レベルまで拡大していく方針を、このほど明らかにした。2002年度目標の3万人のうち、1万人についてはチャーター便による集客を目指しており、今年は山東省へ初のチャーターを実施、東北3省(遼寧省・吉林省・黒龍江省)とともに重点的に取り組んでいく構えだ。同社では、2001〜2003年度までの3カ年計画「中国旅行拡大プロジェクト」を進めているが、計画2年 目に当たる今年は、訴求対象を明確化した特徴ある商品展開などを図り、“中国に強い旅行会社”としての地位をさらに確固たるものとしたい考えだ。
 同社では数年来、地域に密着した団体営業を中心とする同社の特色を最大限生かし た取組として、地方発着のチャーター便を拡充、運航本数はここ数年で40〜50本増や してきた。2001年度は、米国テロ事件の影響から計15本が運航中止となったが、それでも中国へ73本を飛ばしたのをはじめ、総計117本のチャーターを運航した。集客状況については、テロ後の集客上乗せが困難だったこともあり、目標としていた2万人 には3000人達しない1万7000人レベルに留まったが、2002年度はとくに下期に攻勢を かけ、引き続きチャーターで2万人の送客を目指す。


14日、その他の主なニュース
<トップニュース>
★国際線共同ウェブ「タビニ」3月26日営業開始
 PEX中心に販売、近々格安航空券も取扱い
 2002年度売上高20億円、06年度に600億円目標
<行政・関連団体>
★公取委事務総長、JJ統合は「もう少し時間を」
 年度は超えない見通し、結論間近に
★2000年度の海外修学旅行、参加生徒数22%増
 高等学校では中国、韓国、米国の順に人数多く
<旅行関連>
★JTB、「訪中1万人大会」で6000人の取扱目標
 日中国交正常30周年記念行事推進本部を設置
★「ロード・オブ・ザ・リング」NZ紀行を発売
 関空発ホリデイ、タイアップでロケ地など訪問
<航空関連>
★エールフランス、成田線ダブルデイリーに
 名古屋線再開を検討、日本就航50周年で積極姿勢
 成田ターミナル再配置は「柔軟対応を」
★平成13年暦年の国際線旅客数は9.1%減に
 国内線は1.3%増、羽田─札幌900万人突破
★JAS、山口智子起用の第3弾CMをオンエア
 「ウルトラ割得/ジャンプ」篇、16日から
★マイレージを貯めて宇宙に行こう!
 USエアが1000万マイルで宇宙旅行あたる
★JAC、客室乗務員を若干名募集
<デスティネーション>
★北京政観、全国4都市でイベント開催
ちびっ子京劇と伝統茶芸「賞茶」を実演
★JCBカード、ベトナム、南太平洋の業務拡充
 ANZ銀行と提携で、加盟店は約2000店舗拡大
<ホテル>
★フィレンツェのウェスティンエクセルシオール
 映画「冷静と情熱の間」に登場で旅行者が注目
★ハンブルグ、ホテル「ホワイト・ハウス」開業
<組織・人事>
★事務所移転 アリタリア航空
★中国西北航空、東京支店を開設
★人事異動 農協観光(4月1日付)
■為替市況(13日)

back to 旅行通信 INDEX


(c)航空新聞社 2001

当ページのニュースは、日刊民間航空・旅行E-MAILニュース「日刊旅行通信」
から一部を抜粋し、掲載しています。
ニュースの続きは、「日刊旅行通信」でお読みいただけます。

お申し込み・お問い合わせ mail@jwing.com
「日刊旅行通信」
(毎週月曜〜金曜発行、祝日休刊)
購読料(消費税込み):半年間33,600円 一年間63,000円