2002年4月4日
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JTBのEC販売、2005年度は取扱額1000億円目標 01年度195億円、02年度323億円でネット高い伸び JTBは4月3日、インターネットやコンビニエンスストアなどのマルチメディア端末（MM端末）を通した旅行商品の販売について、2001年度は前年度比92％増の195億円を見込み、2002年度は66％増の323億円、2005年度は2001年度比5倍の1000億円を目標にすると明らかにした。2001年度の内訳は、インターネット販売が112％増の99億円と倍増、MM端末は75％増の96億円だった。JTBは2001年度の当初目標を175億円にしていたが、これを大幅に上回る見込み。とくに、国内宿泊取扱額が85％増の105億円となり、JTB全体の国内宿泊総取扱額のうち3.5％を占める。JTBでは、「インターネットに限れば、採算ラインに乗りつつある」と説明している。 2001年度の販売状況を見ると、インターネットは1日90〜100万ページビューで、商 品構成では国内宿泊商品が全体の81.5％を占めた。ビジネス需要のシティホテルだけでなく、比較的高級志向の「セレクト3000」の販売も好調だった。このほかシェア比 は海外パッケージツアー3.7％、国内パッケージツアー2.7％、メディア商品4.6％、海外格安航空券7.5％。JTB INFO CREWの会員は2月末現在、15万人に達している。 一方、コンビニのMM端末は2月末現在、1万5330台にコンテンツを配信している。商品構成はスキーリフト券32.4％、宿泊券22.2％、観光チケット18.1％、東京ディズニ ーリゾート（TDR）16.0％、国内パッケージ4.8％、国内航空券4.4％。TDRが前年比277％増と大幅に伸びたほか、国内パッケージも126％増と倍増している。 JTBは2002年度に国内パッケージで24時間オンラインによる予約決済を6月から開始、海外パッケージではアウトバウンドで、在外支店の持つホテル客室在庫、主催オプショナルツアーの申込み、予約決済サービスを6月から開始、インバウンドで、海外のウェブサイトと上期中に提携する。 これにより、2002年度の販売目標323億円のうち、インターネットは75％増の173億円、MM端末は56％増の150億円と設定している。また、2005年度は販売目標1000億円 のうち、インターネットは2001年度比7.3倍増の732億円、MM端末は2.8倍増の268億 円。JTBはインターネット販売が今後も年率5割を上回る勢いで伸びていくと予想している。 |
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4日、その他の主なニュース
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| ＜行政・関連団体＞ ★海外出張協議会、海外出張カードを試験発行 ＜旅行関連＞ ★JTB2月実績、総取扱額8.2％減の948億2100万円 国内8.9％増と好調維持、海外は企画が回復基調 ★GWスペシャルでワイキキ5日間が8万1000円〜 ジャルパック、ハワイとグアムで低価格商品も ★クラブツーリズムで子供マーケット事業本格化 近ツー、総合的な学習導入で上期5000名目標に ★春闘、国際旅行社が定昇見合分で合意 ＜航空関連＞ ★国際線旅客数は前年比89.7％まで回復 JAL２月国際線、中・台・オセアニアが牽引 ★スカイマークが福岡線の航空郵便で落札 郵政事業庁、SKYは郵便物搭載へ新規参入 ★羽田チャーター増便に併せ深夜早朝バス 日本空港ビル、国内線ビルから国際線へ運行 ★航空分科会は労働組合など国民の意見反映を 航空連合、航空分科会人選でコメント ★COA、ニューアーク国際線到着施設完成 ★NWA、ネットマイル社とマイル提携 ★JTA・RAC2月実績、前年上回る好調 ＜出入国統計＞ ★入域客5ヶ月ぶりに増加、4.9％増の39.5万人 2月の沖縄入域観光客、一般団体が15.8％増に ★2001年日本人マルタ訪問者、25.8％増の1万人 ＜デスティネーション＞ ★カナダリカバリーキャンペーン実施 親切で魅力あるデスティネーションをアピール ★ライン川増水によりKDラインが運行見合わせ ネッカー川も増水で古城街道は通行止めに ＜ホテル＞ ★アストン、期間限定“レンタカーパッケージ” ＜組織・人事＞ ★役員人事、日本旅行 ★タビックス、組織改正し「営業推進部」新設 ★人事異動 タビックスジャパン ■為替市況（3日） |
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(c)航空新聞社 ２００１
当ページのニュースは、日刊民間航空・旅行E-MAILニュース「日刊旅行通信」
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