近ツー「不適切」航空券や誤発券が大量に発覚 インバウンド手配めぐり契約違反、不正利益 財団法人自治体国際化協会(CLAIR)が旅行会社4社に発注した世界40カ国・片道航空券3070枚のインバウンド手配業務で、幹事会社の近畿日本ツーリストとJTBは、仕様がノーマルエコノミー航空券だったにもかかわらず、制限付きの航空券や割引航空券を発券したことで、契約違反や不正な利益を得ていたことが、18日に明らかになった。このため、近畿日本ツーリストとJTBは相次いで記者会見し、経過説明と関係者、国民に対して謝罪した。国土交通省は今回の事件を重く見て、近ツー、JTBと CLAIRから海外航空券を受注した残り2社の東急観光、エムオーツーリストに対して事実関係を至急調査するとともに、この件だけでなく、他の事例についても旅行業法に則って不法行為があったかどうか、他の旅行会社を含めて調査する方針で、今回の一件は2社のみならず、旅行業界全体に波及する可能性も出てきた。 CLAIRから受注した片道航空券の4社の内訳は近ツー1731枚、JTB284枚、東急観光793枚、エムオーツーリストが262枚。 |
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