2002年4月24日

 新危険情報が26日スタート、101カ国に発出予定
 当日情報発信も危険度1→2相当への引上げなし

 
外務省は4月23日、「海外危険情報」等の制度を見直し、新制度下での情報提供を4月26日午前0時より開始すると正式に発表した。既報の通り、新制度では従来の危険度1〜5という5段階の数字表記は廃止され、4段階の文章表記となるほか、渡航者、長期滞在者、観光渡航者など、ユーザーの目的に合わせた“滞在にあたっての注意”を盛り込むなど、きめ細かい情報提供を行う計画だ。新制度では、101カ国に対 して情報が発出される予定で(4月23日現在)、このうち「十分注意して下さい」が72カ国に、「渡航の是非を検討して下さい」が51カ国に、「渡航の延期をおすすめします」が48カ国に、「退避を勧告します」が8カ国に、それぞれ発出される予定となっている。なお、同一国内でも地域によって異なった情報(カテゴリー)が発出されるケースがあるため、国数内訳には重複がある。


24日、その他の主なニュース
<トップニュース>
★危険度2以上で主催中止の現行通達は25日付廃止
 国交省、「旅行業者自らの判断」で適切対応を
 JATAは新通達と併せ自主ルールを会員に通知
<行政・関連団体>
★国際航空券手配問題でJATAが会員に調査実施
 国交省が18日付で依頼、今後立入り検査も?
★4人に1人がオンラインショッピング経験あり
 内閣府調査、「旅行関係」購入経験は約3割に
<航空関連>
★JAL/JAS、公取委に統合修正案を提出
 発着枠10往復弱を返上、公取委も理解示す
 国交省、返上発着枠はSKY等に優先配分へ
 SKY鹿児島線に充当か、既存会社に配分も検討
 「平成17年の発着枠配分法の検討はまだ先」 
★扇国交相、「競争原理が働く再配分を」
★ベトナム航空、自社機運航をスタート
★アメリカン航空、待望の成田−ニューヨーク就航
★アジア系航空会社2社、3月の輸送実績を発表
 輸送量増加続く、低イールドが課題に
★シェムリアップエアウェイズ、一部減便
<出入国統計>
★3月の訪韓日本人、6.1%減の21万4234人
 訪日韓国人は3.5%増の9.6万人と好調
★ 3月の日本人NZ訪問者数、過去最高を記録
  前年同月比12.0%増の1万8126人
<デスティネーション>
★モンゴル政府観光局日本支局設立
 「感動と癒しの3連発」で観光誘致図る
 MGL、週5便化やデイリー化も検討
 冬期フライトの積極販売を目指す
★HKTB、ドラマ主演者4人に親善大使任命
<ホテル>
★オークランドにメルキュール新規オープン
<組織・人事>
★CAL、東北アジア支社長兼東京支店長陳氏
■為替市況(23日)

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(c)航空新聞社 2001

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